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分かるわぁ…(しみじみ)





美容師の俺が言うのもなんですが、「会話しなくてはならない」という使命感を感じてる美容師の方々は多いと思います。
結果、お見合いのような一問一答になったり、お互いに気を使って 興味のない話をしたり…。
頑張って喋ってるスタッフの 横で聞いてて「いやもうええやんその話、やめたれやめたれ」っていう気分になる事も。

むかーし、他の美容室に客として行った時も、気を使ってもらってる感が申し訳ないというか、忍びないというか。
「いやもうほんと大丈夫です、俺スマホとかいじってるんで適当にしてもらえれば」って言えれば楽かもしれませんが。
そんなに気を使わなくてもいいよ!的な感じになるんですよね。

そういう経験をして、「居心地の良い空間」ってなんだろうなぁって考えてます。

例えば美容師がたくさん喋りかけるのって、まずはお客さんとの距離を縮めようだとか、悩みを聞こうとか、ライフワークから何か提案できることはあるか、とか色んな意味があって話しかけてるパターンが多いと思うんですよ。
リピートや商品売り上げに繋げていけるようにするって側面ももちろんあります。

元を辿れば 「お客様の悩みを解決したい」→「話をする」→「解決策として何か提案する」という流れで
 話をする形だとは思うのですが(多分)、それが時の流れと共に「何か提案して物を売りたい(次に繋げたい)」→「会話をする」→「お客様の悩みを見つける」に変化してしまったのでしょう。

つまるところ、美容師との会話ってなんていうか、「トリートメントとかシャンプーとかそういうの勧められそう」って感じになるんですよね。

これじゃどんなに話しても居心地は良くないし、むしろ警戒されそうだし…。
長く担当してもらって、信頼がおける美容師から勧められるのと昨日今日初めて会った美容師から勧めれるのじゃわけが違いますから。

これではお客さんが不快や苦痛に思うのは当たり前だと思います。

美容室の会話って、肩に力入れずに家のリビングでダラーっとしながら話すような感じで良いと思うんですよ。無理に会話のネタ探す必要もないし、気を使って話しかける必要も無いと思うんです。
 お客さんにしてみても、美容師に気を使う必要は無いですし、喋りたいことあったら喋ればいいしそうでなければずっと雑誌なりスマホなりイジってもらってて大丈夫です。好きなようにしてほしい。
少なくとも俺としては「お客さんがしたい事してれば良い」 と思う派なので、雑誌読んでたら話かけませんし、スマホいじってたら話かけません。
だから結構無言になることもあります。
 常連さんとも終始無言の時もあれば、ゲラゲラ笑ってる時もあります。

 最低限の気遣いはしますし、緊張してる感じであればそれとなく話しかけます。
居心地の良さ、についての答えはまだまだ出ませんが、お客さんが気を使わないで居れる空間を作るというのを目標にしていきたいと思ってます。